小中学生でいじめにあい不登校に。保健室の先生のお陰で回復

私は小学校高学年から中学2年まで無視されたり、苛めに近いような迫害を受け続けていた。トイレに閉じ込められたり、筆箱に入っている鉛筆やシャープペンシルが盗まれたり、クラスメイトの男子からからかわれたりしていた。

追い討ちをかけるように親友が影で私の苦手な女子グループの子達とつるんで私の悪口を言いふらしていることを知った。味方だと思っていた親友に裏切られたような気持ちになった。「もう誰も信じられない・・・もう学校には行きたくない!」と何度も何度も母親に言ったが、母は泣くだけだった。

そのせいで持病の発作が止まらなくなり、入院することになってしまった。「どうして私ばかり苦しい思いをしなければならないのだろうか?いっそのことこのまま死んでしまったほうが良いのではないだろうか?」悪い考えがよぎった。

退院した辺りから私は不登校になったのだ。学校に行かなかった間は好きなことができて楽しいし、気が楽だった。どうせ誰も学校には味方がいないから卒業するまでずっとこうしていようと思った。

だけど、そういう思いを持っていたのは最初だけであって、暫く経つと、大きな不安が襲ってきた。「本当にこのままで良いのだろうか?」そのように思ってはいても、なかなか学校の方に足が向かない。「教室に入るのが怖い」「また、苛められるのではないだろうか?」同じ分だけ学校に対する不安も感じていたのだ。

そのような毎日を過ごしていると、一本の電話がかかってきた。相手は保健室の先生からだった。保健室の先生とは昼休みに時々、他愛もない会話をしていた唯一の相手だった。

悩み事は相談できなくても先生から話かけてくれたら話すことはできる。そんな先生から言われた一言が今でも心の中に残っている。「慌てなくて良いよ。一歩ずつ歩いていこう」そう言ってくれたのだ。先生は薄々感じていたんだと思う。

私が酷い扱いを受けていることを。私は少しだけ後悔した。自分のことばかりに集中してしまって待ってくれている人の存在に気づかなかったことに。心配させてしまったことを心から詫びた。

そして、「未だ教室に入るのは難しいので、保健室登校からでもいいですか?」先生は快諾してくれた。それから、学校を休んでからのことを沢山話した。

味方がいる場所に行こうと思うと足取りが軽くなった。不登校にも様々な理由がある。しかし、どこかに味方は一人はいるはずだ。学校の中にはいない時もあるが、そんな場合は家庭教師や学外の友人やネットの中の友人に尋ねるのも一つの方法かもしれない。

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